出会い系は登録先のサイト選びを誤るとサクラ詐欺被害に遭う危険性があります。出会い系で出会うには、ポイント制・定額制の出会い系に登録するのが最も安全でおすすめです。

それは初夏の良く晴れた日曜の夕暮れ時だった。3人の男たちは古い友人の結婚式の後、小洒落た川沿いのダイニングバーで華やかな式の余韻を楽しむかのように静かに飲んでいた。話題は、結婚のことについてだった。その日結婚した友人が妻となる女性と出会ったのが婚活サイトだったからだ。

友人が結婚に至る過程、その出会いのきっかけの物珍しさも手伝って、男たちの興味と話題は専らネットの出会いに関するものとなっていた。男たちには特定の彼女やパートナーがいなかった。そのことも興味をネットの出会いへと向かわせる後押しになっていた。

友人が妻となる女性とと知り合った婚活サイトはもとより、ネットの出会いに興味を抱いた理由は他にもあった。それは出会いがないことだった。30代も半ばを過ぎると、生活は随分とマンネリ化するものだ。それはよく言えば、自分の行動や生活が安定してくるということを意味するものである一方、特定の恋人や結婚相手、パートナーを持たない独身男性にとっては、刺激に欠ける面があるのも事実だ。3人の男たちはまさに、大人としての生活が落ちいてきた心地よさと刺激のなさによる少しのストレスを味わう生活を送っている状態だった。


男たちにとって、ネットの出会いは垣間見たことのない世界で、少しの刺激と冒険心を満たすには十分過ぎるものだった。やがて、話は自然と誰からともなくネットで出会いを見つけようという方向に向かっていった。友人が妻と出会った婚活サイトも選択肢に上がったものの、結婚を前提に出会いを探す勇気は誰も持ちあわせていなかった。必然的に選択肢は限られ、3人の男たちは興味半分、冷やかし半分で出会い系に登録してみることにした。

出会い系に登録してみることにした男たちは、それぞれにネットを検索し始めた。ひとつだけルールがあった。それは、誰も同じサイトに登録してはいけないというものだった。それぞれが、自分で情報を集めていいと思ったサイトに登録する、というのが4人が決めたルールだったのだ。

一番はじめに登録するサイトを選んだ男は、無料出会い系に登録することを決めた。その男は昔からケチなことで仲間内では有名だった。そんな男が無料サイトを選ぶのは必然の流れだった。

次に登録サイトを選んだ男は、定額制の出会い系に登録することにした。定額制のサイトは一定の料金がかかるものの1ヶ月間は使い放題で利用できる点が魅力で、日常でも豪快な一面を見せることの多いその男が最も選びそうなタイプの料金体系の出会い系だった。

そして、最後に出会い系に登録した男は、前払いポイント制の出会い系を選んだ。その男は何事にも慎重で堅実な性格で、常にリスクやコストと得られるメリットを比較しながら、決断するというタイプの正確だった。そんな男にとっては、無料お試しポイントが付いていて、なおかつ使いたい分だけを事前に支払えばよい、前払いポイント制の出会い系を選ぶのが最も合理的で賢明な選択だと思えたからだった。


それから、1ヶ月後。出会えていたのは定額制のサイトを使っていた男と、ポイント制のサイトに登録した男の2人で、無料サイトに登録した男は、誰とも出会えずにいた。そればかりか、知らぬ間にサクラ詐欺被害に遭っており、毎日督促のメールと電話に悩まされていた。それに対して、定額制のサイトを使っていた男は1人、そして、前払いポイント制の出会い系に登録した男は、5人もの女性と出会えていたのだった。

さらにそれから1ヶ月が過ぎた頃、有料サイトに登録した男2人は、さらに1人ずつの女性との出会いを体験していた。そして、無料サイトに登録した男は、督促が止まないことに根負けして、いつの間にか誘導された高額ポイント制のサクラサイトで不正課金されたの利用料金を、延滞金付きで泣く泣く支払う選択をしていた。その額は29,800円にも上った。それに対して、出会えた2人の男が出会い系で使った額は、定額制サイトに登録した男が6,000円、ポイント制のサイトに登録した男が18,000円だった。